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■職業教育 (白衣の似合う若者を育てる)
(1)職業教育の目的 |
就業意欲や働くことの尊さ、楽しさを見出し、職業に必要な実践的かつ専門的な能力を育成することを目的として以下を実施しています。
具体的には、分析化学の実務に関する知識や技術、技能を修得させるため、本校と教育連携をいただいている企業や団体の方々のご協力のもと、校内および校外における様々な実習や演習などの体験を通じて、より実践的な職業教育を行っています。
さらに、単なる専門分野の知識や技術だけではなく、企業の一員として当たり前に活躍できるよう、社会人にとって必要不可欠な人間力や礼儀作法などを身に付けさせるため、入学は「入社」と捉え、学校全体で組織的に教育を行っています。 |
(2)インターンシップ制度 |
医療からだ高度分析学科(4年制)においては、分析化学関連分野の企業と連携し、3年次の一定期間、企業での研修や実際の業務体験を通じて、実践的かつ専門的な能力および社会人として必要な素養を身に付けることができます。 |
(3)産官学協同の教育、研究 |
本校のカリキュラムの在り方について、各企業へのアンケートを実施し、企業からの要望等を取り入れています。さらに、卒業研究などでは、企業や団体に学生が出向いたり、企業の方に本校にご来校いただくことで、より専門性の高い高度な知識と技術および技能を修得できる機会を設けています。また、企業からの依頼分析や共同研究等の要望にも応えています。 |
分析化学に関する全国唯一の専門学校として、開校以来高い就職率を誇っているのは、次の指導の成果です。
(1)個人に適した個別指導 |
担任による「個人面談」を入学後すぐに行うことで卒業後に希望している進路についていちはやく把握し、学生一人ひとりの希望にそった就職ができるよう、指導しています。
さらに、就職活動が活発でない学生については、個別に指導を行い、保護者にも連絡を取り、学校と連携して学生が能動的に活動するように働きかけています。また、学校での就職指導状況を保護者にご理解いただくために、年に一度「保護者懇談会」を実施し、家庭での様子を聞き、学校と保護者が連携して学生の就職活動を行います。 |
(2)職業意識向上教育 |
職業教育に関する必須修得授業を行い、学校全体として組織的に就業意識を高め、学生一人ひとりの希望にそった就職ができるよう、全教員で指導に当たっています。
また、真に企業から求められる人材育成のために、人間育成改造の場、実験中心の授業、さらには前途の企業と連携した実践的な職業教育を導入し、様々な活動を学生に体験させることを積極的に行っています。 |
(3)就職支援活動 |
@1年生の春休みには、教員が面接官となり、学校全体で模擬面接試験を実施します。模擬面接試験終了後は、学生一人ひとりの講評をその場で口頭で行い、さらには、その結果を文書で学生一人ひとりに伝え、個別の指導を行います。
A就職活動を受けたい教員を学生が選べるシステムを導入しています。担任以外の教員からも個別で指導を受けたいという者もいるため、その声を受け入れ、指導担当指名制をとっており、担任だけではなく、教員全員がかりで指導を行っています。
B状況に応じ、就職特別講座を開講し、声を大きくする講座、自己分析を強化する講座、面接での対応を強化する講座など、学生の弱点をカバーしていきます。 |
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